図は令和2年2月の当院発達外来に来たお子さんの統計ですが、一番は多動衝動、集団行動ができないなどの不適応行動でした。その他かんしゃく、忘れ物が多い、言葉の遅れ、指示が通らないなどが続きます。周りの子とうまくできない、人の気持ちを考えない、学校で浮いているなどが上位に入っています。
自閉スペクトラム症ASD、注意欠如多動症ADHDをはじめとする発達に障害のあるお子さんは、対応を誤るといろいろな問題(二次障害)が起きて本人と周りにとても悪い影響が出てきます。
これを防ぐにはきちんと診断したうえで、予後・見通しをある程度つけ、適切な対応(治療・療育)を選択するために家庭や学校・園などと連携して、支援してゆくことが不可欠です。
当院では専門の医師2名と臨床心理士2名とともに診断、支援につなげ、発達に凸凹のあるお子さんが将来、より良い社会適応ができるようお手伝いをしてゆくことを目標にしています。
・安藤亜希 医師(毎週火曜午前、1,3,5週金曜全日)
心身障害児総合医療療育センター小児科、全国療育相談センター
日本小児精神神経学会認定医
小児科、小児精神科
・伊藤真子 臨床心理士、公認心理師(毎週水曜全日)
明星大学心理学科非常勤講師、東邦歯科医療専門学校非常勤講師、都立町田の丘学園外部専門員、国立県営 神奈川障害者職業能力開発校非常勤講師、児童発達支援・放課後等デイサービス職員
応用行動分析学、特別支援教育、障害児心理学
午前 | 午後 | |
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月 | 伊藤心理士 | 伊藤心理士 |
火 | 安藤医師 | |
水 | 伊藤心理士 | 伊藤心理士 |
木 | ||
金 | 安藤医師(1,3,5週) | 安藤医師(1,3,5週)・伊藤心理士(2・4週) |
土 |
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