認知トレーニングは立命館大学の宮口幸治先生が開発したもので以下の構成になります。
①身体を知る
②力加減を知る
③動きを変える
④物をコントロールする
⑤指先を使う
⑥動きをまねる
⑦動きを言葉で伝える
①覚える
②写す
③見つける
④数える
⑤想像する
①段階式感情トレーニング
②対人マナートレーニング
③危険予知トレーニング
④問題解決トレーニング
子どもの認知機能を高めるには事前にその子の認知特性をアセスメントし、それに基づいた指導を計画・実施しさらに結果をフィードバックすることが求められます。基本的に子どもたちは当院でWISC-Ⅳを受けていますので、得意な面、苦手なところを把握して重点的にトレーニングをし、半年から1年の後に再評価をします。
課題 | セッション | 分量 | 期間 |
---|---|---|---|
覚える | Gセッション | いくつかを組み合わせ | 1~2,3~4か月 |
数える | Gセッション | いくつかを組み合わせ | 1~4か月 |
写す | Iセッション | 1日3~4シート | |
見つける | Iセッション | 1日4~5シート | 1~2か月 |
想像する | Iセッション | 1日5~6シート | 3~4か月 |
コグトレは3つのプログラムから構成されますが、なかでも認知機能強化トレーニングは学習の根幹をなすもので、基礎学力の土台作りと言えます。
[覚える]は視覚・聴覚性の短期記憶や文章理解を向上させ、視覚認知能力(PRI)やワーキングメモリー(WMI)の改善を目指します。
[数える]は注意力を上げ、処理速度(PSI)の向上に貢献します。
[写す]は視覚認知の基礎力を高め、模写や形の把握を向上させます。
[見つける]は視覚認知の応用力、形の恒常性をとらえる能力の向上を目指します。
[想像する]は方略を考える論理的思考や関係性を理解し、時間の概念を鍛えるものです。
コグトレ教室スタッフ(各クラス4人編成、マンツーマンで行います)
隔週開催(1,3週クラス、2,4週クラス)
水曜~金曜 16時から低学年、17時から高学年
土曜 10時から低学年、11時から高学年